
LINE公式アカウントを使って予約を受け付けたい。
そう思って調べ始めると、「エルメ」「エルステップ」など、LINEと連携して予約を受け付けられるシステムを見つけますよね。
でも注意したいのが、「LINE連携=便利そう」というイメージだけで判断してしまうこと。
たしかに、LINE内で予約やリマインドが完結するのはスマートに見えます。
でも実際には、予約前に“友だち追加”を求められることに抵抗を感じるお客様も少なくありません。
「一度予約するだけなのに、なんでLINE登録が必要なの?」
「登録したら、いろいろ通知が来そうでちょっとイヤかも…」
そんな心理的ハードルから、途中離脱やブロックに繋がることが多いんです。
今回は、LINE連携でよく比較される 「エルメ」「エルステップ」と「スクエア予約」の3つを徹底比較。
それぞれの特徴・向いている人・気をつけたい点を、実際に使って感じた視点から徹底解説します。
今のあなたの段階に合ったベストな選択肢が見えてくるはずです。
まず結論からお伝えします。
- 今すぐ予約数を増やしたい/集客導線を作りたい人には、スクエア予約
- すでにリピーターが増えていて、関係性を深めたい人には、エルメ・エルステップ
ツールに優劣はなく、ビジネスの段階や目的に応じて使い分けることが成功のカギです。
そして、両方を併用することも可能です。
まずはスクエアで新規予約を受け付け、エルメやエルステップで関係性を深める、という段階的な使い方が、実は一番失敗しません。
スクエア予約は無料で使えるので、あなたにコストの負担はかかりません。
スクエアとLINE連携、予約機能の違い
比較項目 | スクエア予約 | エルメ | エルステップ |
LINE API使用 | ×(外部リンク) | 〇 | 〇 |
予約管理機能 | ◯(カレンダー式) | 〇 | ◯ |
決済対応 | ◯(Square連携) | △(有料プランのみ) | × |
メッセージ制限 | なし | あり | あり |
ステップ配信・タグ管理 | × | ◯ | ◎ |
料金 | 月額0円 | 無料プランあり(制限多) | 無料プランあり(制限多) |
LINE API使用とはLINEの情報を利用してお客さまが、そのまま予約できるシステムです。
公式LINEからスクエア予約に予約導線を敷く方法はこちらの記事で紹介しています。
LINE公式だけでも「タグ管理」「定期配信」はできる
「エルメやエルステップでしかできない」と思われがちな機能のひとつが、「タグ管理」や「ステップ配信」です。
でも実際は、LINE公式アカウント単体でも、ある程度の機能は実現可能です。
たとえば、
- あいさつメッセージ
- チャットタグ付与
- リッチメニューやリマインダー活用
といった機能を上手に使えば、エルメやLステップを導入しなくても、顧客管理としては十分に使えます。
スクエア予約とLステップの併用も
Lステップの注意事項にはこうあります
「LINEのAPIを利用する他ツールと併用した場合、動作保証はできません」
つまり、LINEのAPIを使ってLINE内で直接動作する予約ツール(Bot型)とは併用NGということ。
ですが、スクエア予約はLINE APIを使っていません。
予約ページのURLをLINEに貼るだけという外部誘導型なので、Lステップ・エルメとの同時利用もOK。
- スクエアで予約・決済・管理
- Lステップで顧客フォロー・育成・販促
というように、役割を分けて使うことができます。
Lステップやエルメの無料プラン、実際ここまで使える
実は、「無料でここまでできる」と思って導入した人が、意外と早く限界を感じることも多いです。
実はわたしもここで躓いたんです。
エルメの制限
- 無料プランでは、商品(コース)登録は2つまで
- 決済機能は有料でしか使えない
- スタッフ数も2名まで
- メッセージ数の上限もあり、1:1トークも上限に含まれる
Lステップも注意が必要
- 月間送信数が少なく、リマインドやキャンセル対応だけで消費してしまう可能性
- LINEアプリ上ではなくLステップの管理画面から操作する仕様のため、気軽な対応には不向き
その点、スクエア予約は月額0円&メッセージ制限なしで使えるうえに、スマホ1台での操作も簡単です。
スクエア予約をLINE連携、どう使う?
スクエア・エルメ・Lステップの役割は、こんなふうに切り分けるとわかりやすいです。
導入初期(新規獲得期)におすすめ:スクエア予約
- 月額0円、登録も簡単
- インスタ・Google・ブログ・LINEから予約できる
- LINE登録を強制しないので離脱されにくい
- 予約と会計を1本化できる
顧客が安定してきたら:エルメ・エルステップ
- 来店フォロー、再来促進、クーポン配信が自動化できる
- 誕生日フォローやタグによる提案なども可能に
- 配信数の管理が必要だが、LTVアップが見込める
LINEに予約導線も引ける!スクエア予約導入の流れ
スクエア予約の始め方はとても簡単!
スクエア公式サイトから無料アカウントを作成して、あなたの事業の確認をするだけです。
必要なのはメールアドレスと本人確認書類、銀行口座だけ。
口座はいつでも変更できるので、安心してくださいね。
スクエア公式サイトからメールアドレス、パスワードを登録後、事業内容の簡単なアンケートに答えてアカウントを作成します。
これでスクエアアカウントは作成できました!
スクエア予約はキャッシュレス決済についている無料機能なので、事業者としての確認が必要です。
有料機能の申し込みでクレジットカードを登録するか、無料で使うためにはキャッシュレス決済の申し込みで本人確認をしましょう。

キャッシュレスの申し込みもしないとダメなの?

WEB予約ってお客さまの名前や電話番号、個人情報を貰いますよね。
だから、安全に使うために事業者としての確認が必要なんです。
スクエアはキャッシュレス決済の申し込みで事業者確認をしているんですよ。
今すぐキャッシュレス決済を始める予定がなくても大丈夫!
申し込みをしたら、審査が下りなくてもすぐに予約システムは使えます。
本人確認書類をアップロードし、入金用の銀行口座を登録するだけで、スクエア予約は完全無料で使うことができます。
スクエアの本人確認書類は、運転免許証、マイナカード、保険証で大丈夫。
登録口座はいつでも変更できるので、安心してくださいね。
審査は最短当日で完了します。
スクエア公式サイト
完全無料で使えるスクエア予約は開業時の予約サイトにおすすめ!
予約数をまず増やしたいなら、スクエア予約を選べば間違いありません。
成果が出てきたら、Lステップやエルメで関係構築や販促に進むのが理想的です。
LINE予約ツールを選ぶときにありがちな落とし穴は、「多機能=便利」と思って初めからLステップなどに飛びついてしまうこと。
本当に必要なのは、今の自分のステージに合った使い方です。
まずは、カンタン・無料・決済まで完結する
「スクエア予約」から始めてみませんか?